子供のインフルエンザは親にうつる 看病での感染を予防する対処法

毎年真冬になると多くの感染者が出るインフルエンザですが、特に体力や免疫力の低い子供はインフルエンザにかかりやすいですよね。子供がインフルエンザにかかった場合、看病をしている親にうつる可能性はあるのでしょうか。

今回は子供がインフルエンザにかかった場合、看病している親が二次感染をしてしまわないようにするための感染予防方法や対処法をご紹介します。

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子供のインフルエンザは親に移る?同じ部屋や添い寝はOK?

インフルエンザは風邪とは異なりウイルス性の感染症に認定されています。インフルエンザウイルスは非常に高い感染力を持っていますので、看病をする親や同室で過ごしている家族にうつる可能性は普通の風邪よりも高いです。もちろん、小さな子供と大人では免疫力も体力も異なりますから、子供同士に比べると親へ移る確率は低くはなりますが、子供のインフルエンザだからウイルスの感染力や毒性が弱いわけではありませんので、子供がインフルエンザにかかったら看病をする大人もきちんとした感染予防対策が必要です。

子供がインフルエンザにかかるとくずったり、機嫌が悪くなったり、いつもよりも甘えん坊になったりしますから、できるだけ安心させてあげたくなり、ついつい添い寝をしたり同室で寝たりしてしまいますが、インフルエンザの二次感染を防ぐためには、できれば感染者である子供は別室に隔離することが好ましいです。苦しがっている子供を隔離するのは本当に親としては辛い気持ですが、できれば添い寝や抱っこも完治するまで控えましょう。

抱っこや添い寝は直接接触ですから、空気中に浮遊しているインフルエンザウイルスを吸い込んで感染する空気感染よりも感染する確率がかなり高くなります。それをすることによって親が二次感染してしまったら、子供を看病する人がいなくなってしまいますので、ここは子供の看病をするためとグッとこらえてくださいね。

子供のインフルエンザの看病は感染予防対策を!

インフルエンザの感染経路は以下の3ルートがあります。

「空気感染」:咳やくしゃみなどによって排出されたウイルスを含む飛沫は、排出されたあと空気中で水分だけが蒸発しさらに小さな粒子(飛沫核)となり長く空気中に浮遊します。空気感染はこれを吸い込むことで感染する経路です。

「飛沫感染」:飛沫感染とはインフルエンザに感染した人が咳やくしゃみ、会話をした際などにウイルスを含む飛沫が飛び散り、これを口や鼻から吸い込んだり目に入ったりすることによって感染する経路です。咳やくしゃみによる飛沫の飛距離は約1m~3mといわれています。

「接触感染」:接触感染には「直接接触」による感染と「間接接触」による感染があります。直接接触は感染者の皮膚や粘膜に直接接触することでウイルスが手に付着し、その手で自分の口や鼻、目などの粘膜を触ることで感染します。間接接触は感染者が触れた物を媒介してウイスルが手などに付着し、それが口や鼻、目などの粘膜から体内に入り込むことで感染します。

インフルエンザに罹患した子供の看病は、これら3つの感染ルートを徹底的に絶つことが大切です。

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まず、空気感染のリスクを抑制するためにインフルエンザに罹った子供が寝ている部屋には、除菌効果が望める加湿器を設置して空気中の除菌と空気の加湿を同時に行いましょう。室内空間のウイルスの浮遊が抑制されるほか、感染者が一定の湿度を保った空気を吸い続けることで、インフルエンザウイルスの活動を抑制する効果もあります。

次に、インフルエンザに感染した子供がいる部屋に入る際は必ずマスクを着用しましょう。また感染者本人にもマスクを着用させましょう。マスクは看病する人への空気感染と飛沫感染のリスクを減らすだけでなく、自分の吐いた息(呼気)に含まれる水分がマスクに付着し、息を吸う際にその水分を取り込むことによって咽や気管などの乾燥を防ぎ、上気道の粘膜の防御機能を高めますのでインフルエンザの症状を和らげる効果も期待できます。マスクをしているのは一見苦しそうに見えますが、実は子供にとっては楽なんです。

また、接触感染のリスクを減らすため、インフルエンザに感染した子を看病する際や、使用した食器に触れる際には必ず使い捨てのゴム手袋を着用しましょう。また感染宿主である子供の静養している部屋へ入室したあとは必ずうがい・手洗いを心がけましょう。

子供のインフルエンザを兄弟や家族に移さないための対処法

子供がインフルエンザにかかった場合は、兄弟や他の家族へのインフルエンザの二次感染の予防にも取り組んで下さい。

家族間でのインフルエンザ感染の拡大を防ぐためには次のことを心がけましょう。

■ 家庭内でのウイルスの感染源の代表格はドアノブやリモコンのボタン、トイレの水洗つまみや、水道のつまみ、便座などです。感染した子供が触ったあとは、面倒でも毎回それらを除菌効果のあるウェットティッシュで拭き取りましょう。ただしその際は必ず使い捨てのゴム手袋をしてください。

■ 家族全員、食事の前には必ずうがいをしてください。インフルエンザ感染者を別室に隔離したとしても、同じ家の中には違いありませんのでインフルエンザウイルスは多少なりとも浮遊しています。そして、マスクを着用していてもウイルスを完全にシャットアウトすることはできませんので口腔内にはウイルスが付着している可能性があります。そのまま飲食をすれば、口腔内にとどまっているウイルスを体内に送り込むことになります。

うがいをする際は口腔内のウイルスをのどに付着させないよう、まず口腔内をブクブクとすすぎ、次にのどをガラガラしてから最後に再び口腔内をすすぐようにすると効果的です。

■ 家族がインフルエンザに感染している期間は感染者と感染していない人とで使用するタオルを分け、毎日取り替えましょう。タオルは常に湿っているので非常に細菌が増殖しやすく、使いまわすとインフルエンザの二次感染リスクが上昇してしまいます。

まとめ

インフルエンザは非常に感染力の高い感染症です。最も避けたい最悪のケースは、子供1人がインフルエンザに感染したことで家族全員に移って誰も看病できる状態ではなくなってしまうことです。

子供のインフルエンザだから大人は大丈夫なんて思わず、看病には細心の注意を払って臨んでくださいね。少しの感染予防対策がインフルエンザの二次感染から家族を守ります。

どうぞお大事に。

インフルエンザの子供がいても仕事が休めない時の対応インフルエンザの出席停止期間早見表あわせてご覧ください。

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