鏡餅の割り方と切り方 鏡餅開きの超簡単な方法

鏡餅を割る鏡開き

鏡餅は歳神様へのお供え物として12月28日より飾りますが、年も明け1月7日の松の内を過ぎて1月11日になったら鏡餅を下げて鏡開きをしましょう。ただ10日位飾っておいた鏡餅ってものすごく硬くなっていて、まるで石の様ですよね。

今回は石のようにカチカチに硬くなった鏡餅を簡単に小分けにする方法をご紹介します。

スポンサーリンク

鏡開きの意味と由来 鏡餅を切ってはいけない?

「鏡開き」は一般的に1月11日に行う新年の行事です。鏡開きは古くは1月20日に行われていましたが、3代将軍徳川家光の忌日が1月20日であるために1月11日に鏡開きの儀式が改められたという説があります。また鏡開きは武家社会で始まった行事であるため、神仏に御供えした餅に包丁を入れることは切腹に通じるということで忌み嫌われました。そのため鏡餅は刃物で切らずに手または木槌で割り、それを「開く」と表現し「鏡開き」と言うようになりました。現代でも神様にお供えした鏡餅を切ることは縁起が悪いとして、割るという方法で鏡餅を開く人が多いのはそのためです。

鏡開きは年末より10日間ほどお供えしてきた鏡餅を下げて正月に一応の区切りをつけるとともに、年も改まり新たに仕事を開始するという意味合いがあります。お供えから下げた鏡餅は雑煮や汁粉、ぜんざい、おかき、せんべい等にして食べることが多いですね。

鏡餅の割り方や切り方 簡単にできる方法

鏡開きについての意味と由来を知ると、鏡餅を小分けにする方法は「割る」一択しかないように思えてしまいますね。「切腹に通じるから縁起が悪い」なんて言われたらなおのことそう思ってしまいます。しかし、私たちは武家社会に生きている武士ではありませんので、そのようないにしえの風習をあまり気にしすぎることはありません。現代でも「鏡餅を切ってはいけいない」としている地方や家も確かにありますが、特にそのような風習のある地方や家でない限り、基本的には鏡餅を開く方法は「割る」でも「切る」でもどちらでも差し支えありません。大切なのは年神様にお供えした神聖なありがたい鏡餅を美味しくいただき、神様の力を分けていただくということです。

では、美味しくいただくために、すっかり固くなってしまった鏡餅を簡単に割る方法や切る方法はあるのでしょうか。今回は例年わが家で実践している「硬くなった鏡餅を簡単に開き小分けにする方法」をご紹介します。

大丈夫ですよっ、なんだか大変そうに思えますが、以下にご紹介する「鏡餅を割る方法」と「鏡餅を切る方法」は本当に簡単な方法ですからどなたでも気軽に実践できます。

鏡餅を割る方法

鏡餅を切るのは縁起が悪いから気が進まないという方は、割る方法で鏡餅を小分けにすることになりますが、下記の方法を実践すればカチカチに硬くなった鏡餅を簡単に割ることができます。

鏡餅の割り方
①固くなった鏡餅を半日ほど水に漬けておきます。

②半日後に電子レンジで約5分加熱すると手でちぎれる位の硬さになります。(加熱する時間は大きさにも依りますので、途中で餅を触ったりして加熱時間を調整してください。)

③しばらく風通しのよい涼しい場所で鏡餅を乾燥させ、ひび割れてきた段階で木槌や金槌で叩くと簡単に割ることができます。

スポンサーリンク

鏡餅の切り方

鏡餅を切るのは縁起が悪いという風習はあまり気にしないという方は、割るのではなく切るという方法でいきましょう。実はこちらの方が簡単ではあります。割るよりも短い時間で鏡餅を小分けにすることができますので、迅速に小分けにしたいという方は下記の方法で硬くなってしまった鏡餅を戻し切り分けましょう。

鏡餅を切る方法には、電子レンジを使って鏡餅を切る方法と、電子レンジを使わず包丁だけで鏡餅を切る方法の2つの方法があります。

ではでは、順番にご紹介。

電子レンジを使って鏡餅を切る方法

電子レンジを使って鏡餅を切る方法は下記の通りです。

電子レンジを使って鏡餅を切る方法
①少し水分が多く残るくらい弱めに絞った濡れタオルに鏡餅を包んで約10分放置します。

②その後、タオルを取って鏡餅を耐熱皿に乗せ、電子レンジに入れて加熱します。

③完全に柔らかくなってしまうと切れなくなってしまうので、15秒~30秒間隔で鏡餅の様子を見ながら加熱してください。触ってみて多少柔らかく感じるようになったら、一度包丁を入れてみます。まだ少し硬い場合や、中まで刃が通らない場合はもう少し加熱してみてください。

④包丁が入れやすい柔らかさになったら、電子レンジから取り出し、速やかに包丁で小分けにします。

電子レンジを使わずに鏡餅を切る方法 

この他にも電子レンジを使わずに鏡餅を切る方法もあります。

大根を切った包丁で鏡餅を切ると幾分か切りやすくなるのをご存知ですか。ポイントは大根の汁にあります。大根にはアミラーゼという酵素が含まれているのですが、このアミラーゼという酵素はお餅に含まれるデンプンを分解する性質を持っていまして、そのため大根の汁が付いた包丁で鏡餅に切れ込みを入れていくことで、鏡餅のデンプンを分解しながら包丁の刃が入っていくため鏡餅がかなり切りやすくなります。

このとき使う包丁は万能包丁より菜切り包丁をおすすめします。菜切り包丁は刀身が長めに作られているので体重を掛けやすく力も入れやすく、また両刃づくりになっているのでカボチャ等の硬いものも簡単に切れます。菜切り包丁がなければ万能包丁でも構いません。包丁の入れ方は、鏡餅の上に刃を当てて体重をかけながらシーソーのように動かしてください。するとアミラーゼがデンプン質を分解しながら(目には見えませんが)ぐんぐんと刃が入っていきますよ。

鏡餅の切り方と割り方のまとめ

鏡餅は切るのがとても大変だから捨ててしまうという人も少なからずいるようですが、上記の方法を使えばカチカチになった鏡餅も簡単に切ったり割ったりして料理に使いやすい大きさに小分けできますので、ぜひ試してみてください。

小分けにする時のポイントは、事前に鏡餅を使う料理の用途を決めておき、再度包丁を入れなくてもよいように適切な大きさに小分けにしてしまうということです。料理の用途ごとに異なる大きさと形に小分けにした鏡餅は、用途ごとに別々に保存しておきます。そうすれば後日料理をする時もとっても楽です。鏡開きも計画的に!ですね

年神様にお供えした鏡餅には神様の特別な力が宿っており、その鏡餅を食べることで神様から力を授けられると言われています。新たな年の始まりにはそのご利益にあずかり、神様からパワーをいただいて、また健康で幸せな1年が過ごせるように最後まで鏡餅を食べ切りたいですね。

鏡餅のおすすめの食べ方もあわせてどうぞ。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする