アメ車や旧車の維持費や燃費はいくら？マスタングを例に！

「アメ車やマッスルカーって維持するのに毎年いくらくらいかかるの？」「旧車って維持するの大変じゃない？」、よくこんなことを聞かれます。そうですよね、金食い虫のイメージが強いですもんね。

そこで今回は私の1965年型マスタングを例とりながら、年間維持費が一体いくらかかっているのか赤裸々にご紹介したいと思います。

アメ車や旧車の維持費はいくら？

アメ車で旧車、しかもマッスルカーときたら気になるのは年間の維持費ですよね。私の愛車1965年式マスタング▼を例に具体的な試算をご紹介いたします。

▼マッスルカーって何？という方はこちらをもご覧ください。かっちょいい旧車をたくさんご紹介しています。▼
〉〉アメ車ならマッスルカーの旧車が投資対象としてもgood！

自動車税

自動車税は年間維持費の中で最も大きなウェイトを占めます。初めてアメ車・マッスルカーを所有しようと思ったときには、この自動車税の高さに少しだけハードルが高く感じるかもしれませんね。

アメ車ですので、自動車税は以下の4つのどれかに当てはまるでしょう。

私のマスタングは日本に来て15年になるので、自動車税は年間￥１０１２００です。う～ん、ちょっと高いですが、車本体がほとんど値下がりしないので、このくらいは仕方ないですね。

重量税

マッスルカーの重量税は下記の９つのどれかに当てはまるでしょう。

私のマスタングは日本に来て１５年になるので、重量税は￥３４２００（２年毎）です。
重量税は2年に一度の車検の時に支払うものですので、年間ベースで計算すると、￥１７１００／年となります。

自賠責保険

自賠責保険料金表です。自賠責は保険ですので、アメ車も日本車も旧車も新車も変わりはありません。マッスルカーは割増し？もちろんそんなこともありませんから、ここはご安心を（笑）。

私のマスタングの自賠責保険は￥２７８００（２年毎）です。自賠責は2年に一度の車検の時に支払うものですので、年間ベースで計算すると￥１３９００／年となります。

駐車場

毎月の駐車場代金はお住まいの地域によりますね。ちなみに、私が暮らすマンションの駐車場は毎月￥１１０００（機械式パレット駐車場の地下）です。年間ベースで計算すると￥１３２０００／年です。政令指定都市なのでそこそこのお値段ですが、駐車場代はたとえここに軽自動車を駐車していても料金は同じなので、車を所有する以上は仕方ないです。

自動車保険（任意保険）

「旧車でも任意保険に加入できるの？」とご心配の方もいらっしゃると思います。

結論から言うと、クラシックカーでも任意保険は加入できます。が、どこの保険会社でもすんなり加入できるわけではありませんし、保険料も保険会社によってかなり差がありますので、いろいろ問い合わせてみることをお勧めします。

ちなみに、私のマスタングは三井ダイレクト自動車保険に加入しております。
補償内容と年間保険料は以下のとおりです。

自動車保険に加入する際に私は無料の自動車保険一括見積もりサービス

で見積りをとりまして、一番お安かったのが上記でした。

アメ車の燃費は？

マッスルカーに乗っているとよく聞かれるのが「燃費ってどれくらい？」「燃費悪いでしょ～？」です。

アメ車で旧車、とりわけマッスルカーですので、現行の車に比べれば確かに燃費は良くないかもしれません。極端なマッスルだと１リットル当たり0.8kmという車も存在しますからね～。逆に、いろいろ改善を施して1リットル当たり７～８kmという燃費をたたき出す車もありますよ。

したがって、燃費はエンジンやトランスミッションの仕様と車両の重量等によってまちまちなのですが、私のマスタング（排気量4700cc・出力約200hp・重量約1.5t・3ATでOD無）は、高速・一般道の平均で約５ｋｍ／リッターです。

週に２～３回ちょこちょこ乗って、ガソリン代は￥5000／月といったところですので、年間約￥６００００です。

マスタングの維持費と燃費

では、まとめます。
私の1965年型マスタングの年間維持費は以下のとおりです。

※以上の維持費に加え、旧車ですので必要に応じて修理代がかかる可能性があります。

自動車税とガソリン代以外の維持費は凡そどんな車であっても変わらないです。
多少高額な自動車税とガソリン代は、今のところお小遣いの範囲で全然いけてます！

アメ車の旧車は売却する際もほとんど値下がりしませんので、どうせ車に乗るなら資産の目減りが少ないマッスルカーが投資対象としてもいいかなと思っています。なによりかっこいいですしね。