ホワイトデーは海外にある?日本だけ?アメリカや韓国は?

バレンタインデーの起源は、その名前からも推察できるとおり、カトリック教会の司祭であった聖(セイント)バレンタイン牧師の慈悲に満ち溢れた人生と崇高な行いに感謝し、その精神を忘れない日として定められました。

日本ではバレンタインデーにチョコレートを贈るという習慣がありますが、これは神戸市にある洋菓子の老舗モロゾフが、「バレンタインデーにチョコレートを贈って愛を伝えよう」という宣伝を行い、その後、日本ココア・チョコレート協会が「2月14日」をチョコレートの日であると定めたことから始まっています。

女性から男性にチョコレートを贈って愛を伝えるという日本のバレンタインデーは日本固有のマイナーな風習であって、世界的には男女を問わず愛する人に愛を伝えるという習慣の方が大多数を占めています。

それでは、バレンタインデーにチョコレートを贈られた男性が女性にお返しをするホワイトデーはどうでしょうか?これも日本固有のイベント色強い風習なのでしょうか?

お隣の韓国や、愛情表現の上手なアメリカや欧州にもホワイトデーはあるのでしょうか?

ホワイトデーは日本だけ?海外にもある?

ホワイトデーと言えば、バレンタインデーに女性からチョコレートやプレゼントをもらった男性が、そのお返しにキャンディやマシュマロやクッキーなどのお菓子を贈る日として知られていますが、実はこのイベントを考案したのは日本飴菓子協同組合で、1980年から飴菓子の拡販を目的として推進されたものです。

ホワイトデーの「ホワイト」という言葉は、日本飴菓子協同組合が打ち出した「ホワイトデーにはキャンディを贈ろう!」というキャッチコピーに使われている「飴」の原料である砂糖の色の白色からきています。

こうしてみると、バレンタインデーにチョコレートを贈ることも、ホワイトデーにキャンディやマシュマロなどの砂糖でできた菓子を贈ることも、商魂たくましいお菓子メーカーの需要拡大キャンペーンによって広まり、日本では知らない人はいないほどの「当たり前」の行事になっていったのですね。

それでは、ホワイトデーは日本にしかないのかというと、そうではありません。

既に20年の歴史をもつホワイトデーのイベントは、東南アジア諸国の中でもタイマレーシアでは商戦の大切なイベントとして取り入れられていますし、アジアでは香港、台湾、韓国、上海などでも大切な商機としてショップやホテルが中心となって推進しています。

ただし、バレンタインデーは女性から、ホワイトデーは男性からという定義は日本だけの風習です。

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人口比率が「女性3人~5人に対して男性が1人」という不均衡な男女比人口の東南アジア諸国や、その逆に「男性5人に対して女性が1人」という男女比人口の香港や台湾では日本のルールは適用されていないんです。

女性の人口比率が高い東南アジア諸国では女性同士でプレゼントを贈り合いますし、男性の人口比率の高い香港や台湾では、プレゼントを贈るのは男性と決まってしまっているかのような風習がありますので、いずれの日にも男性から女性へプレゼントを贈ります。

バレンタインデーやホワイトデーにチョコレートやキャンディなどのプレゼントを贈る人と贈られる人のあり方は、人口比率や風習などその国々の様々な事情が反映されています。とってもおもしろい現象ですね~。

ホワイトデーは韓国にもある?

日本でもおなじみの、チューインガム会社、ロッテの本社は韓国にあります

日本でホワイトデーが提案されるとすぐに、ロッテが韓国で運営しているロッテワールドにホワイトデー限定のお菓子パックや、ファンシーグッズ、ぬいぐるみなどがお土産ショップに並びました。

そして次の年には、ロッテだけでなく、韓国にあるホテル、レストラン、宝石店、ブティック、ファンシーグッズを売るショップでも、「ホワイトデーにはプレゼントを贈りましょう」というキャッチコピーとともにホワイトデー商戦の火ぶたが切って落とされました。

韓国の恋人たちは記念日を祝いあうことが大好きで、ロマンチックな時間を過ごせるイベントは歓迎される風土がありますから、ホワイトデーもしっかりと定着しています。

アメリカのホワイトデーは?

ところが、アメリカやカナダなどではホワイトデーはありません。

なぜなら、バレンタインデーは基本的にキリスト教の、特にカトリックの司祭の善行を讃える精神から始まったもので、「愛」は「神の人間に対する愛」であり「慈愛」「博愛」だからです。神の愛はUnconditional、つまり「無条件の愛」であって、「見返りを求めない」愛ですから、「チョコレートをもらったからお返しに」という考え方を偽りの愛だとみなします。

このように贈り物を贈ってそのお返しを期待するという考え方はバレンタインデーの精神とは相容れないため、ホワイトデーにお返しをするという風習はアメリカやカナダでは受け入れられていないわけです。う~ん、なかなか奥深いですね~。

また北米では、バレンタインデーには、女性からだけではなく男性も花束や愛の言葉を書いたメッセージカードを贈りますから、ホワイトデーを必要としないのです。

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