自動車に乗っているとどれだけ注意を払って運転していても、不可抗力の事故に見舞われる可能性はありますね。また、あおり運転や妨害行為の被害にあう可能性も少なくありません。
万一の時、威力を発揮するのが絶対的な物的証拠となるドライブレコーダーの録画映像。これに勝る証拠能力はないですね。
今回はドライブレコーダーの選び方と取り付け方をご紹介します。
ドライブレコーダーの選び方のポイント
選び方のポイントは、「画質」「画角」「駐車監視機能」の3つです。
1.画質は「FullHD(フルHD)」以上を選びましょう。
解像度は「1920×1080 FullHD(フルHD)」、画素数は「200万画素」以上。
このくらい高い解像度と画素数であれば、相手のナンバープレートや信号の色が鮮明に記録できます。逆にこれ以下ですと、ナンバープレートがはっきりと読み取れない可能性があります。
2.画角は水平画角「108°」以上。
ドライブレコーダーの画角には「水平画角」(横の撮影範囲)、「垂直画角」(縦の撮影範囲)、「対角画角」(斜めの撮影範囲)の3つがあります。
この中で最も重要なのが水平画角です。人間の視界よりも左右の視野を広く撮影します。
私が今回購入した「コムテック ZDR-012」はちょうど108~109°ですが、私の視界よりもかなり広角な範囲を撮影できています。
3.「駐車監視機能」搭載。
これは簡単に言えば「当て逃げ」対策です。駐車中や停車中の事故に対応するためには必要です。この機能が搭載されたドライブレコーダーが今人気のようです。
駐車監視機能には、以下の3種類があります。
①衝撃を感知して録画を開始するタイプ
②常時録画しておいて衝撃を感知すると前後の動画を保存するタイプ
③動体を検知して録画するタイプ
以上3つのポイントを満たしたドライブレコーダーを選びましょう。
ドライブレコーダー、おすすめ機種はコレ! ZDR-012
上記3点を満たしている中から、厳選に厳選を重ね購入した商品はコムテック ZDR-012です。価格も1万円位でしたので安いと思います。「【COMTEC コムテック】2.3インチ ドライブレコーダー【ZDR-012】」
本体と電源コード。他に説明書や設置シールなどが付属しています。
こちらカメラ側。↓
操作ボタンは4つ程しかないので、設定などもとてもシンプル。
SDカードに録画します。microSDHCカード(8GB/class10)も付属しています。
ドライブレコーダーの取り付け方 ZDR-012
カー用品の取り付けは素人、特に女性には難しいイメージがありますよね。でもドライブレコーダーの取り付け方法はとても簡単ですので心配はいりません。自分で取り付ければ工賃もかかりませんよ。
まず、取り付ける前にあるとよいかな~と思うものを1つだけ。
車にシガーソケットは大体1つだけしかありませんよね。ドライブレコーダーを取り付けることで空いてるシガーソケットが無くなってしまいます。スマホの充電や、ipodで音楽を聞くことができなくなってしまうと困りますので、まずは「増設電源ソケット」を取り付けることをお勧めします。
ナポレックス(NAPOLEX) 車用ソケット分配器 Fizz イルミソケットD3 ブラック 12Vソケット3口タイプ 汎用 Fizz-828 |
では、早速取り付け手順をご紹介。
手順①
まず最初にドライブレコーダー本体を設置する位置を決めます。
ドライブレコーダーの取り付け位置は「フロントガラスの上から20%以内(法令)が適正位置」とされていますので、一番邪魔じゃないルームミラーの裏あたりに設置しました。
手順②
本体を取り付けたら次は配線です。電源ケーブルをルーフパネルに押し込み、運転席側のピラーまで這わせます。
手順③
そこから先はハンドルの下などにケーブルを這わせてシガーソケットの位置まで引き込みます。
配線止め金具等も使用すると、コードがグシャグシャにならずキレイにできます。
手順④
シガーソケットに電源を差し込んで完了です。これだけです。後はエンジンをスタートさせるだけで起動します!
かんたんでしょ。これなら、女性でも簡単にできます。
ドライブレコーダー ZDR-012が録画した動画
エンジンをスタートさせると、警告が3秒ほど出て、自動的に録画が開始されます。
実際に記録された動画がこちらです。▼(画質は HD を設定しております。FullHDに設定すれば、さらに画質が良くなるでしょう。)
◆昼間
◆夜間
事故の時に証拠となるドライブレコーダーは、今後、自動車保険と併せて必需品になるのではないかと思われます。また、あおり運転や妨害行為の被害に遭った際には、加害者摘発の重要な証拠となります。自分の身は自分で守らなくては、ですね。