七草粥をコンビニのレトルトで気軽にアレンジして食べる方法

七草は早春にいち早く芽吹くことから邪気を払うといわれています。そこで無病息災の祈りを込め、松の内の最終日である１月７日に食べるのが七草粥です。日本のハーブである七草が入ったお粥は、正月疲れが出はじめた胃腸の回復にはちょうどよい食べものです。

健康志向の高まりを背景に、昨今ではスーパーマーケットだけではなくファミリーマートやセブンイレブン、ローソンをはじめとした各コンビニでも七草粥のレトルト食品を見かけるようになりました。最近のレトルト食品はすごくクオリティが高く、味も申し分なくおいしいので利用価値が高いですよ！

今回はコンビニやスーパーで見かけるレトルトの七草粥を簡単にアレンジして、美味しくて栄養バランスの良いちょっと豪華な七草粥のアレンジレシピをご紹介します！

コンビニやレトルトの七草粥の簡単アレンジ法

無病息災を祈り七草粥を食べようと思った時にハードルになるのが、おかゆを作る手間です。お粥は雑炊とは違って既に炊きあがっているご飯を煮るのではなく、お米から煮なければなりません。鍋にお米がくっつかないように時々かき混ぜながらコトコト煮て、完成まで約１時間程度かかります。一方、七草粥に入れる七草は下茹でしてから冷水で冷まし、細かく切る作業が必要です。

これだけ手間暇がかかると七草粥を食べるのもちょっとハードルが高くなりますよね。そこでわが家ではコンビニのレトルト七草粥を使用して調理時間を大幅に削減しています。でもその七草粥をレンジでチンして「ハイどうぞ」ではただの手抜き料理になってしまいますので、簡単なアレンジを加えて普通のコンビニ七草粥を絶品白身魚の中華風七草粥に変貌させます。

今回紹介する中華粥へのアレンジ方法はコンビニのレトルト七草粥を利用しますのでその時点で８割がた完成しているといっても過言ではない気軽さですが、栄養はたっぷりで味も申し分なく美味しい！七草粥は、やわらかなお粥がお正月のご馳走やお酒で疲れてきた胃腸を優しくいたわたり、七種の薬草が胃腸を整えてくれたり体の解毒能力を活性化してくれる健康メニューです。とても体に良いのだけれどもチョットだけ癖があるんですよね。
そんな少しだけ癖のある七草粥も、鶏がらスープで伸ばして旨みの強い鯛の身と香ばしいごま油をプラスすることで格段に食べやすくなります。主役の七草粥に足りない栄養素であるタンパク質などの栄養素も手間暇かけず鯛のお刺身などを利用して白身魚の中華風七草粥に変貌させ摂取してしまいます。
とても優しいお味なので胃腸が疲れて食欲が落ち込んでいる人でもどんぶり一杯あっという間に完食できてしまいます。

それでは、七草粥を人気の中華粥へと簡単にアレンジするレシピを紹介いたします。