鼻緒が痛い!痛くならない調整法やすげ替えで靴擦れ防止!

鼻緒調節で遺体の解消できる下駄・草履

履きなれない下駄・草履を履いたら、何だか鼻緒のところが痛い!

浴衣に下駄を履いて待ちに待った花火大会に行ったはいいけど、鼻緒が痛くなって花火どころじゃない、なんてあまりにも残念すぎますね。

実は、管理人の実家は大正時代から続く「下駄屋」だったので、夏はいつも学校から帰ると下駄を履き、小学生の時からお店のお手伝いをしていたので、子どもだてらに鼻緒の調整やすげ替えもお手の物、だったんです。

そんな管理人が、下駄や草履の鼻緒が痛い時の対処法と調整方法、また、鼻緒のすげ替えなどをご説明いたしますよ。

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鼻緒が痛い!履き方と歩き方は正しい?

「夏の花火大会やお祭りは、浴衣+下駄(草履)で行くぞ!」と、試しに下駄(草履)を履いてみると「?」、「何だか鼻緒のところがすごく痛い…。あっ、これ鼻緒キツイんだわ!」

よくある光景です。

そんな時は、鼻緒の調整ですが、チョット待って。

鼻緒を緩める前に、その履き方と歩き方正しいですか?

まずは「履き方」と「歩き方」をもう一度見直してみてください。

鼻緒の調整はそのあとです。

まず、「履き方」ですが、草履や下駄は、鼻元まで深く指を入れて履くものではありません。

(鼻元とは親指と人差し指の間の鼻緒の付け根の部分のことです。)

下駄や草履は鼻緒に軽く足の指を引っかける感じで、指を決して深く入れず、かかとが多少出る程度に履くものなんです。

サンダルやミュールとは違いますので、キッチリと足を突っ込むのはNG!

あくまでもひっかける感じで履くのが粋で正しい履き方です。

鼻元に深く指を入れると必ず親指あたりが痛みだし、たちまち歩けなくなります。

履き方が正しい場合、次は「歩き方」です。

下駄や草履の際は、大股でスタスタと歩くのではなく、小股で軽く下駄や草履を引きずるような感じで歩きます。

サンダルを履いている時と同じように歩いたら、下駄や雪駄等に慣れた人であっても確実に鼻緒ズレが生じます。

例えば下駄であれば、「カラ~ン、コロン、カラ~ン、コロン…」と音が鳴るような歩き方が理想です。これ、引きずるように歩くと出る音なんですね。

正しい履き方と歩き方を身に付ければ、自然と神経が足元に行き、姿勢も自ずから和装の佇まいになり、雨の日であっても着物に泥が跳ねあがることも無くなりますよ。

鼻緒を調整すれば痛くないよ!

正しい「履き方」を知り、正しい「歩き方」もマスターしたけど、まだ何だか鼻緒のところが痛い、というときにはまずは鼻緒を引っ張ってみます。

下駄や草履の鼻緒は、通常は紐の部分を調整してゆるめなくても、鼻緒をきつく引っ張れば少々伸びますし、また、歩いている間にも次第に伸びていきます。

伸ばし方は、まずは「後ろ」の2か所を引っ張ります。

後ろを引っ張っても痛い場合は「まえつぼ」を少しずつ伸ばします。

「まえつぼ」は緩めすぎてしまうと、足が安定しなくなり、下駄や草履がぶらぶらしてしまって歩けなくなりますので、慎重に少しずつ引っ張ってください。

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それでも「ダメ!まだキツくて痛い」というときには鼻緒の調整をしましょう。

下駄・草履の調整も基本的に「まえつぼ」(写真の※1)ではなく、「後ろ」(写真の※2)で行います。

下駄裏側

草履であればソール裏側後方の窓を開くと鼻緒が麻紐で結んであります。

下駄は上記の写真の※2のように下駄歯と下駄歯の間に結び目があります。

※2の部分の紐の結び目を千枚通し等で緩め紐は完全に解いてしまうと、素人では直し方が分からなくなくなる恐れがあります)、鼻緒の方を少しずつ引っ張り、鼻緒をほぐすように緩めてください。

後を緩めると、理論的には鼻緒の長さが長くなる訳ですので、結果、親指の方も幾分か楽になるはずです。

これでおそらく改善されると思います。

しかし、それでもまだ「鼻緒のところが痛い」という場合には、「まえつぼ(写真の※1)」での調整を行ってください。

草履や下駄の裏側前方にある「まえつぼ」のフタを開け、まえつぼにある紐の結び目を緩め、まえつぼの長さを調整します。その際、完全にほどいてしまうと結び直し方がわからなくなりますので、紐をほぐす感じで緩める程度にとどめます。

調整する際は、親指と人差し指が鼻元まで入らないように調整してください。

【注意】
最近は、鼻緒を調整する裏ぶたが無い下駄・草履が多く見られますので、購入する際は鼻緒の調整が可能か確認してから購入するとよいです。裏ぶたがない下駄や草履は、鼻緒がボンドでくっつけてあるものが多いので、調整は困難です。

鼻緒をすげ替えよう!交換するならコレ!

鼻緒の種類は千差万別です。

特に下駄を履き慣れていない人は、足の指に負担のかからない鼻緒にすげ替えると格段に痛みが改善されます。

痛みが出にくい鼻緒は「太い鼻緒」+「正絹の鼻緒」です。

太い鼻緒は面積が広い分、足の指にかかる負担が少なく締めつけ感も緩やかです。

また、正絹の鼻緒は肌に優しくクッションのような役割も兼ねますので、鼻緒のところが痛くなりにくいのでおすすめです。

鼻緒の値段は素材や柄によってまちまちです。

私の実家では正絹の鼻緒は、¥3000(鼻緒のすげ替え工賃込み)くらいから取り扱っていました。

一般的な鼻緒のすげ替え(交換)工賃の相場は大体¥1000~¥2000といったところです。

工芸品クラスの豪華な刺繍とかが入っている高級品になると¥20000~¥30000もありますが、さすがにそれを履いて花火大会に行く人はいません。

基本的には好みの「下駄本体と鼻緒」を選んでもらい、その場で足に合わせて調整しながらすげるという半オーダースタイルでしたので、鼻緒が痛いのですげ替えてほしいという人はほとんどいませんでしたが、鼻緒が古くなってすげ替える場合は大体上記のお値段でした。

最後に、東京&大阪で、鼻緒のすげ替えを行ってくれる、代表的なお店をご紹介しておきますね。

【東京】

■ 丸屋履物店
〒140-0001 東京都品川区北品川2丁目3−7
TEL: 03-3471-3964

【大阪】

■ 福島履物店
〒192-0085 東京都八王子市中町7−11
TEL: 042-622-4427

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