日焼け防止やシミ対策のための日焼け止め、ただ何となく塗っていませんか?
「日焼け止めを塗っているのに、あまり効果が感じられない…」という人、もしかすると正しく塗れていないのかも…。
日焼け止めは、正しい塗り方をすれば日焼け防止効果がアップしますが、間違った塗り方をしていると日焼け防止効果は得られにくくなります。
そこで今回は、絶対に焼かないための正しい&効果的な日焼け止めの塗り方や順番などを動画とともにご紹介いたします。
日焼け止めと化粧下地はどっちが先?
女性は日焼け止めだけでなく、お化粧もしなきゃですよね。
ですが、「実は日焼け止めを塗る順番がよく分からない…」という人も少なくないよう。
メイク下地と日焼け止め、さて、どちらを先に塗るべきか…。
この順番次第で、日焼け止めの効果に大きな差が出てきます。
正しい順番は、
です。
日焼け止めは文字通り、日焼けを予防するために塗る物ですから、紫外線などをカットすることを目的に作られています。
日焼け止めを先に塗ることで、まずは肌を日焼け止め成分でコーティングします。
一方、化粧下地は、その目的が日焼けを防ぐことではなく、化粧のノリをよくしたり、肌の色ムラを補正することを目的に作られています。
最近は、化粧下地に日焼け止め効果を併せ持つものがありますが、本来この二つは役割が違います。
ですから、日焼け止めを塗る前にメイク下地を塗ってしまうと、日焼け止め効果が低減するだけでなく、せっかくのメイクがヨレてしまう恐れがあるので注意してくださいね。
日焼け止めを塗る量や適量は?
日焼け止めはどれくらいの量が適切なのでしょうか?
日焼け止めは少なすぎると十分な日焼け止め効果は得られません。
日焼け止めのパッケージの後ろに適量が書かれているかもしれませんが、大抵の日焼け止めは800~900㎎が十分な量となります。
グラムで言うとピンとこないかもしれませんが、大体500円玉サイズだと考えてください。
思ったよりも多い量かもしれませんが、これが適量なんです。この量を使わないとPAやSPFの数値で示されているUVカット効果は引き出せません。
量が多すぎるとベタベタしたり、化粧崩れの原因になったりすると思われるかもしれませんが、正しい塗り方をすれば、化粧崩れもしにくいですよ。
商品によっては適量が小豆粒大と記載があるものもありますが、今回ご紹介する絶対焼かないための上手な塗り方では、小豆粒大はちょっと少ないかもしれません。
薄く塗りすぎると日焼け止めの効果は半減してしまいますので、要注意です。
日焼け止めの塗り方のコツ!
日焼け止めの効果を最大限に発揮させ、メイクくずれもしないようにするには正しく、そして丁寧に日焼け止めを塗るのがコツです!
後ほどきちんとご説明しますが、まずは下記の動画からご紹介しますね。
では、塗り方のコツと手順をきちんと押さえていきます。
①化粧水でしっかり保湿
まずは、スキンケア化粧水などでしっかりと肌を保湿します。
乾燥している肌へ日焼け止めを塗ると、より乾燥してしまう恐れがあります。
また、乾燥した肌は日焼けしやすい状態ですから、まずはしっかり保湿することが日焼け予防の基本です。
「乾燥した薪は燃え易いが、湿った薪は燃え難い」と同じ原理で十分に保湿された肌は日焼けしにくいんです。
ちなみに乾燥肌の私が使ってる化粧水はライスフォースというブランドですが、ただいま「化粧水・美容液・クリーム・美白美容液・日焼け止め」の5点セット7400円分が、
たったの1400円で試せます。80%オフです。
かなり保湿力が高いのでおすすめです。
②日焼け止めを手のひらでくるくる、まんべんなく伸ばす
次に、手のひらに日焼け止めの適量(800㎎~900㎎)を取り、手のひらの上でくるくるとなじませてから、親指以外の指で「頬・おでこ・鼻・あご」の順に乗せ、ムラなく丁寧に伸ばしていきます。
一旦手のひらでクルクルするのは、手の温度で日焼け止めを温めるという効果も狙っています。
日焼け止めは塗りムラがあると、そこから紫外線が肌に透過してしまいます。
また塗る時に力いっぱい伸ばすのもNGです!
日焼け止めを手のひらで温めることで、柔らかくなり伸びやすくなりますから、ムラなく伸ばせます。
肌に負担を与えるとシワの原因になりかねませんので、内側から外側に向けて優しくスルスルと伸ばしていきましょう。
③顔全体を手のひらパック
顔全体に日焼け止めを塗ったら、手のひらを使ってパックするように、日焼け止めを肌になじませていきましょう。
こうすることで、日焼け止めがしっかりと肌に密着して化粧崩れしにくくなり、日焼け止め効果も長持ちします。また、肌になじんでムラなく綺麗に仕上がります。
④外出時はもうひと手間の重ね塗り
外出時は、この後さらに適量の1/3(300㎎)を取り、同じく手のひらで日焼け止めをクルクルなじませてから、再度親指以外の指で焼けやすい個所(頬や鼻筋)に重ね塗りをします。
⑤外出後も塗り直しは必須
外出後も、2~3時間おきに日焼け止めを塗り直しをしましょう。
屋内や弱い日差しの日に塗り直す際は、スプレータイプの日焼け止めを用いるか、SPF50のパウダー(ファンデーションでなくルーセントパウダー)を使いましょう。
スプレータイプで手軽なのは「ビオレ さらさらUV パーフェクトスプレー SPF50+ PA++++」や「コーセー サンカット日やけ止めスプレー」で顔にも体にも使えます。わが家の男性陣はコレ使ってます!
が、敏感肌や乾燥肌の私はちょっと贅沢に「ラロッシュポゼ 敏感肌用 UVイデア XL プロテクションミスト」を使用しています。
ラロッシュポゼの日焼け止めスプレーは乾燥肌用に作られたものなので、顔のお肌も乾燥しません。いい感じです。
一方、パウダーはヴァントルテの「ミネラルUVパウダー(SPF50)」がおすすめです。
こちらは朝BBクリーム後に塗るのと、化粧直しをする時に使う感じです。
ヴァントルテのミネラルUVパウダーは石油系界面活性剤・紫外線吸収剤などお肌に負担のかかる成分を使用していない、お肌にとっても優しいUVパウダーです。ちなみに石鹸でも落とせます。
薄いヴェールをまとうような付け心地なのにSPF50なので、日焼け止めの塗り直しを化粧直しと一緒にするのにとても便利ですよ。
アウトドアで強い日差しを浴びる際にはしっかりと塗り直す必要がありますが、普段はスプレーかパウダーがgoodです。
強い日差しの際の焼止めを塗り直す時間と簡単な塗り直し方は▼をどうぞ。
〉〉日焼け止めの塗り直しの時間と化粧直し時の手順!メイクの上から?
敏感肌や乾燥肌の方におすすめのSPF50の日焼け止め4選は下記でご紹介していますので併せててどうぞ。
〉〉日焼け止め 敏感肌に優しい乾燥しらずの最強4選!